受診のタイミング
妊娠を望むご夫婦にとって、受診タイミングはとても難しいものではないでしょうか。 それにまだまだ「不妊治療」という言葉に抵抗を抱く方も多いと思います。
私個人の意見としては、「赤ちゃんが欲しいとき」、それが受診のタイミングだと思います。
日本では「不妊」の定義は2年間と言われていますが、諸外国では1年妊娠できなければ受診するべきと言われています。 赤ちゃんが欲しいのに妊娠できない、そんな不安を抱えながら生活するよりは、早めに受診されたほうが安心できます。
特に、年齢(特に妻側)が30代である、婦人科系の持病がある、月経痛がかなり酷い、月経周期が安定しない、もしくは無月経であるなど不安要素がある場合は尚更早めの受診をおすすめします。
もしそのまま不妊治療となった場合、不妊治療とは想像以上に時間がかかるものです。 1年以内で授かれればかなりラッキー。1年2年、もしくはそれ以上かかる場合がほとんどです。
そのことも踏まえて「もう少し待ってみたい」と思うならそれも良しです。夫婦でよく話し合われるといいですね。
受診する病院は不妊外来でもいいし、産婦人科でも大丈夫です。 受診したからといって、すぐに不妊治療に突入するわけではありませんので、健康診断を受けるような気楽さで受診されてください。
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